日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

再生モードを変える試みには背景が

CDプレーヤーの再生モードを全曲リピートにしてみました。いままでは、1枚聴く毎にCDを替えていたのですが、いくつかの理由で繰り返し聴くのを試してみることにしました。

その理由とは、第一に、人からどんな音楽を聴いているのか問われたときに、1日に聴くCDの数が多すぎて、覚えていられず結局答えられずに話が変な具合になること。第二には、第一の理由と矛盾してしまうようですが、CDを選ぶのが苦痛になってきてしまったことがあります。

第一の理由について、僕がよく音楽を聴いていることは、周りの人々に周知されていて、よく話の取っ掛かりとして音楽の話題をされます。しかし、本当に答えられないのです。傍目には本当に聴いているのか怪しいレベルのしどろもどろな返答しかできません。それはまずいなと思ってきたのです。聴くCDの数が減れば、いくらか答えがまともになるのではないかと考えました。

第二の理由は、ここ数年悩まされている問題で、解決策をいくつか考えて実践してきました。例えば、長大なピアノソナタ全集や歌曲全集のような十数枚組になるようなCDを最初から最後まで聴いてみるとか、そもそも音楽を聴くアクティビティは辞めるべきだなどと極端な案も考えました。今回もそのような解決策のひとつです。全曲リピートモードにして、自動的に音楽が途切れないようにするのが狙いです。

どうしようもない、他人から見ればどうでもいいような問題ですが、長年の積み重ねが否定されるようで、切実な背景があったのでした。