日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

年末年始の音楽戯言

 年末年始だ。人より少し少ないけれど、いつもよりまとまった休みだ。何をしようと考える暇もなく、音楽を聴くこと一択だ。あとは本は読むかもしれない。お出かけはしないだろう。こういう世間が休みの時は、車に乗り慣れていない人々が跋扈しているから危険なのだ。道も混みがちだ。初詣はほとぼりが冷めてからにする。

 音楽を聴くのだが、少し目が暇なのだ。視覚がね。音楽は耳だけだから。真剣に聴ける時は、そういう感じもしないくらい没入するから気にならないのだが、没入できない時は暇だ。真剣に没入すれば問題ない。では没入すればいいではないか。なぜ没入できないのか。オーディオが悪いのか。話題の没入感満載のオーディオとは程遠いからな。選んでいる音源がよくないのか。気分に合わないものをいくら真剣に聴こうと思っても無理がある。何でも楽しめる自信があったのに、実態はそうではなかったようだ。自信は案外ふわふわしたものだった。気分が重要ということか。

 オーディオを更新するのは、お金もかかるし、第一、僕はオーディオを取っ替え引っ替えするマニアではないから、ポリシーに反する。その選択肢はなしだ。気分に合った音源を選ぶのが現実的な解決策だ。今の自分にしっかり向き合って、自分がどんな気分で、何を求めているのか、しっかり受け止めて聴く音源を決めよう。