日常の凸凹

見なれた日常にある凸凹を見つけて記録していきます

行って帰ってくるだけのお出かけに音楽。

湘南新宿ラインに乗って、埼玉の北のほうから神奈川の平塚辺りまで行ったことがある。海に行くとか観光するのではなく、ただ行って帰ってくるだけ。ホリデーパスみたいな乗り降り自由なお得な切符を使って行った。

道中はずっと音楽を聴いていて、その時は、チャック・ベリーのベスト盤だったの覚えている。行きも帰りもずっとチャック・ベリーをリピートしていた。とくに好きだったわけではなかったけど、あの頃は、いろんな音楽を手当たり次第聴いていた時期で、たまたまそれだった。

ひとりで宛もなく出かけたときでも、音楽があればそれだけで思い出となって、後になって思い返すことが多い。移動手段が電車から車になった今でも思い出は製造され続けている。

夕方の国道50号を走るときのスティービー・ワンダーのインナービジョンズの1曲目はなぜか最高だった。そのあと、家でまたかけてみたけど、そんなでもなかった。家のオーディオのほうがお金をかけているのに。

とにかく、お出かけには音楽は必須だと思っている。それも、そのとき適当に選んだアルバムが最高に輝くから不思議だ。逆に、これを聴こうと意気込んで用意しておいたアルバムは、途中で気分に合わず聴くのが辛くなってしまうことがある。そうなると、お出かけは最悪だ。そのあとに来たアルバムも大抵合わず、失敗なお出かけとなる。

いい旅は音楽とともに。たくさんの思い出がストックされていく。行った場所の思い出はあまりないのに、道中に聴いていた音楽の思い出ばかり。