日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

近頃の休日は

平日休みである。今回は連休だった。コロナ禍だし、ずっと家にいた。この言い方は適切ではなかったな。たしかにコロナ禍で出かけないほうがいいのだが、こうなるしばらく前から出かけるのがとても億劫になっていた。コロナ前の一年は、数年前と比べると、出かける頻度は明かに減っている。まあ、この状況を予期して準備していたわけではないのに、結果的にちょうどいい生活の態勢になっている。

家では、最近購入したカーソン・マカラーズの『心は孤独な狩人』を読んだり、音楽を聴いたりしている。『心は孤独な狩人』は二段組で400ページ近くの長い小説だ。こんな長いものは初めてだ。昔読んだ村上龍の『半島を出よ』は上下巻あって長かったけど、二段組ではないふつうのフォーマットだった。

そのほかには、ネットを見るだけで一日のほとんどを消化してしまう。"消化"という言い方は何だかな。死ぬ日が決まっていて残りの日を消化するとか、暇でやることがなさすぎて一日が長すぎる場合に使いそうな言い方だ。僕はいつ死ぬかはわからないし、本や音楽に忙しいので一日が短くて困るくらいだ。あっという間に夜になってしまう。今日ももう寝る時間だ。