僕のパソコンはLinuxだ。ubuntu系ディストリビューションのLinux Mint を使っている。IT系とは関係のない、一介のブルーカラー労働者では珍しいのではないだろうか。
そんな僕がLinuxを知ったのは何処からだったか。たしか、2chからだ。PC系の板で、古いPCの活用法とか、ジャンクPCを復活させるみたいなタイトルのスレッドに興味を惹かれて読んでいた。その中にちょくちょくLinuxとかubuntuといった単語が出てきた。
その存在を知っても、すぐに手を出したわけではない。なにせ難しそうだったから。Linuxとubuntuの関係もわからなかった。WindowsとかMac以外でふつうにデスクトップ環境が実現されるのが想像できなかった。はじめは、昔のコンピューターみたいに全部コマンドで動作させるものかと思って、無縁なものだと認識していた。
しばらしくして、どこからかubuntuなどのデスクトップ用途のLinuxもあることを知った。試しにダウンロードしてUSBメモリに入れて手持ちの古いパソコンで起動してみた。さすがにメインのパソコンで試すのは抵抗があったから、古いので。案外あっさりできて拍子抜けだった。
ブラウジングや音楽の管理もできる。むしろ、僕がパソコンに求めるのはその2点だけだ。画面のフォントも気に入ったのが見つかって、ここまでできればWindowsやMacに拘ることもなくなった。何か必要に迫られるまでLinuxを使っていくことにしようと思っている。
