日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

若いころに確立された愉しみ

15年から20年くらい前の生活。音楽とラジオを聴き、本を読む。それ以外のことをしていた記憶がない。夜の時間とか休みの日には。いい時期だった。

昨日今日の生活もそれと大して変わらない。音楽を聴いて本を読んだ。いい気分になれた。

15年前と昨日今日の間には、こんなことをしていたんじゃダメだ(つまらないとは言わない)と焦って、いろんなことを手を出したこともあった。結果、ハマったものもあったし、金だけ出て行ったものもある。クルマの運転なんかはハマったいい例だった。

でも、結局、焦って始めたものはヒット率も低く、気分や体調を長期的に良くない状態に追い遣った。それに気づいたこの頃。

やっぱり若い頃に確立された愉しみは強いな。若い頃は、面白そうなものに真っ直ぐに突き進んでどんどん吸収できるから、音楽でも本でも愉しくて堪らなかっただろうな。当時はそれが普通でなんとも思っていなかったけれど。今の歳になってみると、邪念が入ってきてしまってダメ。金になるかとか、自分の不遇の当て付けにうがった見方になったりする。よくない。

金とか不遇な想いなどの邪念を越えた先に、気分のよい安寧の世界が待っているはずだ。