楽しく音楽を聴くのに、適切な時間帯があるのは知っている。小西康陽氏も朝に聴くものと午後に聴くもの、夕方、夜、それぞれ違うと、著書で語っていた。朝に合う音楽とか夕方に合う音楽というのがあって、その時間帯に合う音楽を聴くのが一番楽しめる。
実際、僕の場合は、朝も夜も同じようなものを聴いている。その時の気分で聴くアルバムを決めているから、同じアルバムでも朝聴いたり、夕方に聴いたりになる。まだまだ音楽について若輩者で、所有しているアルバムの中に、朝のアルバム、昼、夕方、夜の聴き込みによる仕分けができていないのだ。もっとちゃんと聴いて、好きなアルバムの傾向を見たときに、夜のアルバムが多かったとかの偏りがあるかもしれない。それはそれでいい。昼にあまり音楽を聴かなくすれば、夜の楽しく良質な音楽鑑賞時間が際立つ。
そういうのって、いいよね。音楽を聴くのにも、メリハリをつけて。一日中闇雲に聴いているんじゃなくて、メリハリだよね。他の新しい遊びもできる余裕が生まれる。
まずはしっかり聴いて、これは朝だ、これは夕方だとイメージを持つ作業をしよう。