昨日、寝る前にコルトーのショパン・エチュードのアルバムをかけていた。もう10年ぶりくらいに聴いた。そんなに久しぶりにこのアルバムをかけたのは、その前に聴いていたフランソワ。フランソワが師事していたのがコルトーだとフランソワのアルバムのライナーに書いてあったからだ。
単にきっかけに過ぎないが、きっかけは重要だ。きっかけがないと未来永劫聴かないアルバムも出てくるだろう。買って、何回か新しく買ったというきっかけで聴くだろうけど、それも束の間。やがてCD棚の肥やしの候補になってしまう。理想としては、"肥やし"はなるべく少なく、多くのアルバムを日常に置いて現役としていければなと思う。