日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

音楽と言葉の訓練

労働から帰ってきて、音楽をかける。今日はケンプのシューベルトだ。即興曲集のアルバムを聴いている。朝、出かける前はクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングの名ライブ盤『4ウェイストリート』だった。即興曲は好きでよく聴いている。でもその中の何番が好きかと問われると答えられない。流れで通して聴いて好きだなと感じているから、どれかが突出して好きなわけではない。『4ウェリストリート』も同様。というか、ほとんどの音楽でそうだ。だからそういう質問はしないで欲しいと思っている。聞いてくる人は周りにいないけれども。

ブログを書く手を止めて、しばし音楽に聞き入る。労働から帰ってから寝るまでの貴重な時間。本当はもっと音楽に耳を傾けていたい。ブログを書くのは時間がかかる。ブログは仕事でも義務でもないのだから、書かなくてもいいのだ。でも、危機感から書いている。言葉が扱えなくなるのではないかという危機感だ。職場ではほとんど誰ともまともな会話はできず、連絡事項もなんとか伝わるレベルな僕である。連絡事項はともかく、会話など求めていないと開き直ろうとしている。けれども、口が利けなくなるのは避けたい。将来の生活に困るからだ。現在、生活していて困っていないのなら、将来も困らないのではないかと思うけれども、もっと重篤な障害になってしまうやもしれない。そういう危機感だ。うまく口に出せなくても、せめて書き言葉を紡げれば、言葉を紡ぐ頭が回れば、心やその他の状態がよくなったときのためになると信じて書いている。

音楽で心を癒しつつ、言葉を使えなくなるのを避ける訓練をする。最近はそんな日常だ。言うほどブログ更新頻度は高くないじゃないかと突っ込まれそうだが、その他は紙のノートにびっしり書いているのだ。