日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

曲のタイトル、覚えられぬ。

 音楽聴いても、曲のタイトルが覚えられぬ。昔よく聴いていた邦楽がやっとだ。全然覚えられない。洋楽やジャズは回数を聴いているアルバムでもわからぬ。例外はクラシック。覚えられる。何せ『ピアノ協奏曲第3番』みたいな感じで、作曲家がちがっても似たタイトルのものが多い。クラシックでも、そういう定型から外れたものは無理だ。バッハのカンタータの中の一曲についているタイトルのようなものはわからない。

 曲タイトルはわからないが、アルバムタイトルは把握している。これまでわからないようでは、聴くCDの識別が本当に難しくなってくる。

 アルバムタイトルが覚えられるのは、音楽をアルバム単位で認識するからだと思っている。しかし、それ以上の認識はしない。そのアルバムタイトルですら、アルバムをCDプレーヤーの皿にセットするまでで、文字などの言語的情報とはおさらばする。音楽が再生されてしまえば、音楽だけが重要で意味のあることであり、その他の付随する言語的情報は価値を持ったものと思えなくなる。

 音楽に身を任せていて、途中、曲が代わっていっても、一つの流れで繋っているので、ちがうものとしては認識しない。