日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

何もしない。

 今日やりたかったことにはもう満足して、あとは惰性の時間だ。まだ14時前だ。たくさんの時間が残されている。何もしないでいいんだ。生活に必要なこと以外は。僕としても、何もしないのは一向にかまわないと思っている。でも、実際は何かしていないと時間を無駄に過ごしているような罪悪感を生む。

 そうなると、見たくもないテレビを見たり、意味もなくネットを彷徨ったりする。本当はよくないと思う。それは罪悪感から逃げだすために仕方なくだ。今日僕は、その罪悪感に明確に抗ってみようと企てる。何しない。何もしていないように見えるが、頭は動かして、妄想やいろんな考えごとをしてみようと思う。いい考えが浮かんだら、書き留めることくらいはするかもしれない。それは妨げない。

 企てはもう既に実行に移っている。こういうことは、幼少の頃は日常的にしていたことを思い出す。昔は暇だった。今の子どものように忙しくしていなかった。頭に考えを巡らせていないと暇で暇で、それはもう苦しい時間を強いられただろう。大人になってくると、そういう時代のことも忘れるし、それなりに忙しくなってくるから、たまに余裕ができて暇に陥るとどうしていいかわからなくなってしまう。たまたま昔を思い出して、あの穏やかな幼少の土曜の午後を再現するのだ。