日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

抽象的な考えごとに耽る楽しみ

少し括りが大きすぎるが、人生の中で楽しかったことがあっただろうか。と、考えてしまう。中二病的な問いだ。恥ずかしい。即答できる楽しかったこと、楽しかった時期はない。

そもそも"楽しい"とは何なのか。

よくわからないので、逆から考えてみる。僕は、つまらないと思うことがあまりない。"楽しい"の対極にあるのが、"つまらない"であるとするならば、つまらなくないことは、楽しい時になるだろう。積極的に楽しいと思わないというのが正しい。つまらないと思うことがないのは、安定的に楽しい時期が続いているということなのか。毎日が楽しすぎて、楽しい日々がデフォルトの状態が続いているので、"楽しい"ことにすら気づかない。なんと!幸せなことか!

では、何故つまらないと思うことがあまりないのか。いつも楽しくできているのか。仕事も遊びもつまらないと思わない。他人から見れば恐しくつまらなく見えるだろうと自覚がある。終日音楽やラジオを聴いたり、意味もなく車で走ったりするようなことをしている。しかし、僕にとっては苦にならず、時間をやりすごすのに何とも都合がいい。とくに余暇においては、つまらないと思う暇がない。いつも忙しくしている、ような気がする。つまらないと思う暇がない。仕事では言わずもがな。

結局、楽しいことがなかったのではなく、つまらないことがあまりないだけだったのだった。