夜はBeck Bogart & AppiceやCREAMのライブ盤を聴いて過ごしました。ジェフ・ベックやエリック・クラプトンといった著名ギタリストの音楽を聴きはじめたのは、大学生くらいの頃でした。それまでは、ギター主体の音楽は何がいいのか、さっぱりわからず、ポップなものを聴いていました。中高生くらいの年頃のときは90年代。その頃巷を賑わすギターヒーローはブランキーのベンジーや、Xのhideなんかでした。単体のギタリストとして見たときは。それらのギタリストは当時の僕には響きませんでした。
高校生くらいの時に、後追いで、BOOWYを聴きまくって、ギターとベースとドラムのフォーマットがスゲーとなって、そのあとどこに行くのかってなったとき、さらに昔の70年代60年代に移っていきました。70年代。70年代に活躍したグループのギターの音は好みでした。CREAMにしろ、Beck,Bogart & Appiceにしろ。ここに挙げたふたつのギタートリオの特筆すべきところは、いずれもベーシストとドラマーがスゴい。とくにベース。CREAMはジャック・ブルース。BB&Aはティム・ボガート。攻撃的だったり、暴れたり、どんどん攻めてきて、ただ脇役のイメージがあるベースとは一線を画している。とにかく、そういうベースにドラムも独特のスタイルであるジンジャー・ベイカーだったり、カーマイン・アピスだったりするわけだから、丁々発止の一触即発の激しいぶつかり合いなのですね。
もはやギターと従たる引き立て役のようなフォーマットではありません。
寝るまえはGrand Funk Railroadのライブ番を聴いてベットに入ります。ベースがズンズンして肝なのはこれも同じ。