お昼休みにMP3プレーヤーでジェームス・ブラウンのアルバム『LOVE POWER PEACE - Live At The Olympia,Paris,1971』を聴いた。最近のお昼休みはこれが多い。
このアルバムの、キャットフィッシュ・コリンズのギターとブーツィー・コリンズのベースを愉しんで、午後の仕事を迎えるのだ。ちなみに、このふたりは同じ姓からもわかる通り兄弟である。
この手の音楽ジャンルは、執拗なカッティングのギターと、同じリフの繰り返しを特徴とする、と、ものの本に書いてあった。そういった情報を見る前は、押し寄せる音に漠然とノせられていた。情報を得ると、なるほど、カッティングと繰り返しのリフでアゲられていたことは、割とすんなり解読できた。
ちょっと調べて情報を得る前の、何だかわからないけれど気分がノってきてしまう感覚は衝撃的だった。情報を知らないほうが、鮮烈な記憶として残ったのかもしれない。
