日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

アヴリルの新譜を聴く

Avril Lavigne の新譜、LOVE SUX を聴く。

のっけから攻めに攻めて、止まることなく最後まで行く。僕はサブスク全盛の今日においてもCDで購入し、曲順に忠実に最初から聴いたのでそう感じたのだろう。昔では攻めまくる構成はあまりなかったように思う。途中で箸休め的でゆっくり目な、人によっては捨て曲と言われてしまうような曲があるのが通常だった。サブスクやスマホでのリスニングが主流の今日では、そういう箸休めは求められていなくて、どんどん飛ばされてしまうため、攻めた曲が続いても問題ないのだろう。そうなると最早アルバムというより、攻めた曲が集ったシングル集といった風情だ。

アルバムの情緒が失なわれると嘆く人もあるかもしれないけど、そういう時代なのかな。少しせかせかして、短期的に気持ちのいいものを求めるという。長く続くじわじわくるような味わいを楽しむには、余裕と能力が必要な時代になってきている。

今回、このアルバムを聴いて、冒頭に述べたような攻めまくる印象を持った。これはこれでコンセプトがはっきりしていて清々しい。僕も時代に対応していきたい。

 

Love Sux

Love Sux

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