日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

スピッツ インディゴ地平線の思い出

今、スピッツインディゴ地平線というアルバムをかけています。

このアルバムは、96年発売ですから僕が小学生の頃のものになります。当時、ロビンソンンやこのアルバムに先だってシングルで出ていたチェリーを聴いていた僕は、購入候補にしていました。いざ発売されるぞ!となって、ラジオでアルバムの曲を聴きました。タイトル曲のインディゴ地平線でした。なんという!小学生の僕には理解できない難しい曲です。もっとわかりやすいポップな曲を求めていた僕は、とんだ肩透かしをくらいました。こういう難しい曲が入っているのか。楽しめないのではないか。限られたお小遣いでは購入はちょっと躊躇ってしまいます。結局リアルタイムでは聴くことはありませんでした。

そして何年か経ち、大学生くらいになった頃でしょうか、中古ショップでこのアルバムを見かけることがありました。スピッツのアルバムの中でハチミツや空の飛び方を後追いで聴いて愛聴盤にしていた僕は、教養として世評の高かったインディゴ地平線も聴いてみることにしました。

素晴しいですね。良いです。小学生の頃の評価はご破算です。ナナへの気持ちやバニーガール、夕日が笑う・君も笑うが好きですね。あと初恋クレイジーがいい。アルバム通して思うのですが、音の感じが独特ですね。クリアな感じじゃなくて、少しくぐもったというか籠らせているような感じがします。

スピッツのアルバムは、フェイクファーや隼も聴きましたが、初めは難しいな、と思うことがしばしばありました。それでも時間があるときに流していると段々ハマってきますね。名前をつけてやるとか、惑星のかけらのような割と初期のアルバムのほうが、最初の感触はいいです。