日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

CD背表紙の日焼け譚

CD棚を見てみると、背表紙が日焼けしているアルバムが増えている。何年も大事に聴いているものが多いからな。最早リセール価値もないものばかりだけど。今の時代CDで聴く人もそんなに多くはないだろうし。日焼けに加えて需要もない。それならお金に困っても置いておける。ま、売り払うつもりはまっくないから、どうでもいい話だ。

最近はCDを再生する手段を持っていない人が増えていると聞いた。レコードどころかCDまで。そんななか、僕は去年CDプレーヤーを新調したぜ。今じゃないと良質な機器が手に入らなくなるかもしれないとの危機感からだ。快適音楽生活だ。

今時CDに固執するなんてなんと保守的な。これがレコードだったら逆に新鮮なのに、CDとはねえ。音楽を聴き始めた当初からの馴染のメディアだ。使い慣れたものは安心だ。よくないと思うけど。だから時代に乗り遅れないようにSpotifyを導入してみたのだ。なんか便利だったけど、味気なくて有料プランは解約してしまった。

スマホみたいな新しい生活のツールに四苦八苦している両親を見ていると、自分もやがてそうなるのではないかと危機感を持っている。でも、母は僕がNetflixを見れるように環境を整えてあげたら使いこなして毎日充実しているみたいだ。僕も助けてくれる人がいれば大丈夫かもしれないが、今のところそういう人はいなそうだ。自分でなんとかしていかなければと思っている。好奇心を失わずにいれば解決できそうだけど、時代に乗り遅れないようにというようなインセンティブだと長続きはしなそうだ。

CDに固執するけど、新しいものの存在には敏感でありたい。使う使わないは別として。