日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

何が楽しいのか言葉にするのは

いろんな音楽を楽しめている。J-POP、ロック、ジャズ、クラシック。楽しめるものがたくさんあるのは飽きなくていい。

楽しんでいるのだが、楽しんでいるつもりだけなのかもしれないと思うこともある。何が楽しいのか言葉にできないときだ。音楽を聴いた感想を言葉にしようと試みているのだが、これは!というような的を射たような言葉が見つからない。どれもありきたりで使い古された陳腐な言葉ばかりだ。ちょっと幼い考えなのかもしれないが、ちょっと皆と違う感想を言ったほうがカッコいいじゃないかと思ってしまうのだ。

けれども、陳腐な言葉を否定することで生まれる言葉は、全然斬新ではなく、結局、陳腐な言葉のほうに依存している。切り口が同じところなのだ。言い方が変わっただけ。それだったら、ありきたりで陳腐な言葉で語ったほうがボロが出ないように思う。切り口を変えて陳腐な言葉から脱却するには、音楽の場合は、もっとインプットをする、たくさん聴くことが必要なのだろう。これは音楽に限らないかもしれないが。たくさん聴いて新しい発見があるまでは、無理に言葉にしなくてもいいのではないかという考えに至った。