日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

SUPER TAKANAKA LIVE!と夏の音楽の譚

高中正義のライブ盤、SUPER TAKANAKA LIVE! を聴いている。およそ今の季節には合わない、夏を気持ちよく過ごすための音楽。おれは秋や冬をイメージする音楽を所有していないが、5月くらいのカラっとした晴天や夏をイメージするのはいくつかある。今聴いているこのアルバムもそうだし、フリッパーズ・ギターの『海へ行くつもりじゃなかった』とかスピッツの『空の飛び方』なんかもそうだ。これらのアルバムは夏になると必ず聴く定番にしている。

自分の中では、夏は汗が出たり虫が出たりするから嫌いで、冬生まれなのもあるし、食べ物も冬のものが好きだったりするから、冬のほうが好きだと信じていた。けれども、こと音楽に関しては夏のものが好きなんだろうな。模範的な青春時代と真逆な生活を送っていたから、青春の夏のBGMなんてなかったはずなのに、なぜなのか。きらびやかな青春を僻むなら、夏の音楽なんて耳にするだけで虫酸が走ると思うけど、それがないということは、それなりに夏を謳歌していたんだろうな。自分のやり方で。