日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

身体が動かなくなったらと思うと不安になる

現在、身体を使った仕事をしているのだが、もし突然の事故などで、あるいは歳を取って身体が動かなくなったら路頭に迷うことになると思うと不安だ。自分の人生計画では、動けなくなる時は死ぬ時だとしているから、そうなったら死ぬしかないのか。今の制度では、身体の一部が動かない程度では人生を終えることはできない。身体をまったく動かせない上に脳死状態でも同様なのだから尚更だ。

この不安に対する一般的な回答は、動けるうちに他の食い口を用意しておく、になると思う。副業とか複業になる。いますぐに食べていける状態にできなくても、今から育てておくものも含まれる。不安だ不安だと言っているなら、今日にも始めたらいい。ここまでが一般的な回答だ。

そうは言っても、なかなか難しい問題だ。そして時代の移り変りが速いのも頭を悩ませる。この前も生成AIがすさまじく急速に発展したし、半年後来年にはどんな新しいものが登場するか見当もつかない。そうなると、安定した収入に繋りそうだと思って準備していたものが水泡に帰す可能性が高くなる。人は、準備などと言っていないで始めないとすぐ廃れてしまうと言う。廃れたらすぐに次に行かなくてはならないから、長期の安定はないのだとも言う。誰が言ったのか。おれ自身が思っただけかもしれない。

あるいは、流行や移り変りには目もくれず、我を通すやり方もあるかもしれない。先行者利益は得られないかもしれないが、時代が自分に追いついて、抜き去っていけば、少量でも残存者利益を享受できる。その分野に精通した残りの少数者になれれば。これがおれの理想かな。今日明日には実現できないけれど。そうかといって、これは今日から始めて実現できる性質でもないから、既に長くやってきている分野に限られる。