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自己顕示欲などないなんて嘘だった

見なれた日常から、なにか気づけたら

処方された薬をまじめに飲むことは大切だ

 近頃、やっと幻聴が聞こえなくなった。というか、幻聴が聞こえなくなって初めて今まで聞こえていたのが幻聴だったとわかった。幻聴の声が聞こえるのが日常的すぎて気づいていなかったし、健康な人も内なる声として聞こえるものだと思っていた。結局は幻聴とはそういうものなのだろう。聞こえているときは本当に聞こえていた。

 

 幻聴が聞こえなくなった要因は、やはり処方された薬をまじめに飲んでいたからだと思う。おかしなことを言うようだが、僕は、もうあまり病気がよくなることに興味がなかったし、副作用がでてもどうでもよかったから、処方された薬を飲むことに抵抗がなかった。よくなりたいと思わないから「もうよくならない、薬なんて飲んでも副作用ばかりだ、やめよう」とならなかった。薬を飲むのは、もう長いこと飲んでいるし習慣だからだ。貰っているのに飲まないのは気持ち悪い、それだけの理由で飲んでいた。

 ネットの書き込みをみていると、薬を用量より多めに飲んだり飲まずにため込んだりする人がいるらしい。睡眠導入剤ひとつとっても眠れないからとたくさん飲んだとかいう人やあの薬は副作用で太るから飲みたくないと言って飲まない人もいる。みんなやる気があるんだな、よくなりたいんだなと感心する。

 僕のよくなることに興味がないやる気のなさがいい結果となった。