日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

アメリカ史の本の途中経過

アメリカ史の本、概説アメリカ史を読んだ途中経過。

1920年代のアメリカ的生活様式の広がりのところ。ラジオや大衆誌が広く人々に行きわたり、その影響により、人は周りの人々と同じような生活を欲っするようになったとあった。皆がフォードの自動車に乗り、洗濯機を持つ。他者視点の生活とか、文化の画一化があったという。

これは、ラジオ等のところをインターネットに置き換えれば、現在起きている現象とそっくりだ。人が羨むようないい車、インスタ映え。皆がしていることを自分もしたい思考。人間、100年経っても大して変わらない。

また、一部の人だけが嗜んでいた文化が大衆化して、中産階級の人々にも広がってきたとあった。インターネット出現で一部の人々の文化だったものが大衆化したものは何だろうか。日本においてはアニメなどのオタク文化がそれにあたるか。欧米では何かあるのだろうか。オタク文化が世界的だといえば、オタク文化なのだろうけど。オタク文化も先鋭的だったものが、インターネットの普及で画一化されたような感じがある。

ラジオの流行以降、インターネットの出現までの間、(その間にテレビやレコードの流行もあったけど)文化はずっと画一化されたままだったのか。それとも尖って先鋭化しては、新しいメディアの流行で画一化してを繰り返していたのか気になってきた。