日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

新しい音楽との向き合い

FUNKADELICのONE NATION UNDER A GROOVEを買って聴いてみた。一聴しただけでは馴染まないな。新しく買ったアルバムは最初は馴染まないものだ。最初から耳馴染みがいいものは、それはそれでつまらない。なんだこれは、というような引っ掛かりがないと何回も聴いて理解したり、楽しみどころを探したりする気が起きない。何度も聴くごとに味が出るスルメイカのようなアルバム、スルメアルバムをおれは求めている。

とは言っても、まったくの新奇なものを何回も繰り返し聴くのは辛い。修行のようだ。楽しみに修行僧のような苦行は合わない。新奇すぎるものは、少し間を空けて聴く。いわば寝かせるようなものだ。間を空けてまた聴いてみると、少し楽しめる。経験はそう語っている。かつてのPARLIAMENTのMOTHERSHIP CONNECTIONもそうだった。CLONES OF DR.FUNKENSTEINもそうだったし、そういうアルバムは枚挙に暇がない。