日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

音楽系雑記 9月19日

音楽話。好きなアルバムを挙げろと言われても難しい。あれもいいし、これも聴きどころがある。気分によっても聴きたくなったりする。埒があかないので、逆から考えてみると、嫌いなアルバムを持っていないのだ。どれも嫌いじゃないから、どれを聴いてもいい。基準がないから選べないこともある。何でもいいとは逆に難しい。気分で決めてもいいし、実際に決めることもあるけど、CDをかけてしまえばそのアルバムの気分に染められてしまうので、聴く前の気分はあまり重視しない。CD棚の上から何番目の列を右から順に聴くでもいい。

他人から見てカッコいいと思われるように音楽を聴いていた時期があった。その時期は、このアルバムが好きだと他人に言ったこともあった。それは自分を苦しめることになった。他人目線で選んでいたので、自分を蔑ろにしていた。その結果、音楽が全然面白くなくなってしまい、体調も崩れた。これは逆に見ると、自分の中に言葉では認識していないけれど、明確な価値観があったことを教えてくれた。価値観の集合が今のCD棚である。これはこれでいい経験であった。