日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

ラジオでコンサート中継を聴いた。

仕事から帰ってラジオをつけると、N響定期公演の生中継をやっていました。

N響とは、NHK交響楽団の略です。NHKの関係なので、コンサートはFMで生放送で中継されることが多いです。後日テレビでも放送されるようですが、当然収録されたものです。やはりFMで聴くとライブならではの臨場感があります。

僕は時間が合えばFMで聴くようにしています。交響楽団のコンサートですから、管弦楽を使った曲ばかりになります。クラシックは聴いても、交響曲の類をあまり聴かない僕には、ほとんどが知らない曲です。たまにピアノ協奏曲が演目に上がると、馴染の曲だとなりますが、本当に偶にです。

しかし、聴いたことのない曲、知らない曲でも、なんか聴いてしまう。楽しめてしまう。最後にはいい演奏だった、次の中継も楽しみだなとなります。プロの技なのだろうなと思います。

たぶん、大昔のレコードがまだ存在しなかった時代には、何回も聴いたことがある曲がある人なんて稀だったのではないでしょうか。コンサートに行くなんて非日常のことで、ハレの日にしかなかったでしょう。一生のうちに何度も行くものでもなかったと思います。それなら、ほとんどが知らない曲のはずです。その状況で、人々を感動させられるのがプロの演奏家というもので、古今東西そういう存在なのでしょう。