日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

万年筆と道具の一生

万年筆をしばらく使わないでいたら、擦れた文字しか書けなくなっていました。インクが飛んでしまったようです。うーん、前にインクを補充してからそんなに経っていないはずなんだけどな。ちょっと勿体ないです。

やっぱり道具はちょくちょく使わないとよくないですね。でも、身の回りに使うべき道具がたくさんありすぎて、使い切れない悩みがあります。ちょっと道具が多いのかもしれません。

パソコン、オーディオ、レコーダー、そしてラジオと。これらは日常的に使っていないと壊れるような気がして、よく使うようにしています。いや、使っていても使っていなくても壊れるときは壊れるのでしょうが、その道具の天寿を全うさせたいと強く思っています。道具として現役であった時代を生活の中で欠かせない存在として過ごしてもらいたいのです。

こう思うようになったきっかけは、以前に乗っていた車です。単に新しい車と出会ったために、とくに調子が悪いところもなかったのですが、乗り換えることにしました。しかし、新しい車になってから、道具としての車の人生(?)のあり方について考えるようになりました。端的には、道具は、壊れて使えなくなるか、時代が変わって機能的劣化で使えなくなるかするまで、使ってこその道具なんじゃないかと思ったのです。

というちょっと宗教みたいな考えですが、道具についての一考でした。