日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

初めての愛車・ヴィッツのこと

初めてのクルマ、ヴィッツのことが忘れられない。

ヴィッツには5年乗った。初代のモデルで、車齢12年のときに僕のところへやってきて、17年目まで乗った。はじめは僕がニートからアルバイトに昇格するにつき、足として必要だった下駄車だった。通勤に使っているだけのクルマ。それが仕事にも慣れてきたので、徐々に手を入れていった。音楽が好きなので、オーディオは必須だ。ipodが繋げるオーディオに替えた。スピーカーは簡単そうだったからDIYで替えた。レーダー探知機も付けてみた。オンダッシュのポータブルナビも付けた。最後にETCも付けた。

ヴィッツではいろんなところに出かけた。小さいクルマなので、すれ違いができなような狭い峠道にも突っこんでいけた。群馬と長野の境にある十石峠はよく覚えている。景色がいいと聞いて行ったけど雲が出ていて何も見えなかった、長野のビーナスライン。オール下道で行った新潟の三国峠。ナビを付ける前、長野に出かけて道に迷って夜の内山峠を越えたこと。夜の峠は怖くて、そのときにかけていた音楽・ミッシェル・ガン・エレファントのギア・ブルーズとチキンゾンビーズは、トラウマとなってその後聴けなくなった。

ヴィッツは僕の許を去ったが、思い出は残していった。