日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

テーマ「変わらないでいる」

以前書いていた日記からネタを拾ってきた。

変わらないでいることは、変わることより難しい。と、どこかで聞いた。たぶん、変わらないでいるということは、常に新しい刺激を受け続けるなかで、自分の変えられない 部分を確認していく作業なんだと思う。変わりたくないと言って、殻に閉じこもり、自分の思うままに過ごし偏った意図しない変化をしてしまうこととは異なる。
新しい刺激を受ければ、変わっていくこともあるだろう。多感な若いうちは尚更だと思う。けれども、どうしても変わっていかない部分も存在するはずだ。その"変わっていかない部分"が自分の本質なんだろう。

これを日記に書いたときはどういう想いだったのだろう。まだ30代なのに、人生訓みたいなことを考えてしまって恥ずかしい。こういうのは人生の晩年に若い人に語ることだろう。たぶん、どこかで読んだか聞いたかしたのが印象に残って書き留めておいたんだろう。

まだこの考えは途上であって、変わらないでいた結果、残存者利益を得ることもあるとも考えは至っている。牛乳石鹸ニベアのクリームがそうであったように、変わらないで伝統を守ってきた製品が時代の流れによって再興する例を見た。変わらないとは?変わるとは?どっちを選べばいいのか。どちらも時代と戦わなくてはならないのは一緒でなのだが。