日常の雑感

人生の途中経過を記録していきます

音楽

ジャズクラブとホール

マイルス・デイビスのプラグド・ニッケルのライブ盤を聴く。2枚組のやつ。 プラグド・ニッケルとはシカゴにあるジャズクラブだ。今日考えたのは、ジャズクラブのライブとホールのライブだと、ジャズクラブのほうが好みだなということだ。僕の好みなどどうで…

音楽つれづれ草

昨日、寝る前にコルトーのショパン・エチュードのアルバムをかけていた。もう10年ぶりくらいに聴いた。そんなに久しぶりにこのアルバムをかけたのは、その前に聴いていたフランソワ。フランソワが師事していたのがコルトーだとフランソワのアルバムのライナ…

よくない音楽

僕の所有する音楽はどれも素敵なものばかりだ。それは本当に素晴しいことなのか。 よい音楽に出会うには、それよりはるかに多くのよくない音楽に触れる必要があるといわれる。よくない音楽をよくないと評価することによって自分の審美眼が磨かれ、好きなもの…

しっくりくる

昔の音楽が好きだ。青春時代よりはるか昔、生まれる以前のものが特に。それを新しいものとして聴く。耳にしっくりくるものが見つかってよかった。

スルメ盤候補多し

音楽って、聴いて即気持ちよくさせてくれるものより、なんだこれは!意味がわからないぞ、な、やつのほうをよく聴く。よく噛んでだんだん角が取れて良さがわかるようになるのが楽しい。スルメ盤といわれる所以だ。問題作ともいう。 僕が所有しているアルバム…

ラジオでバイロイト音楽祭を聴く

今週は夜にNHK-FMでバイロイト音楽祭2021の模様が放送された。これは!と、ラジオの前で意気込んで聴いていた。金曜くらいになると、お腹いっぱいになってきて途中でリタイア。毎年こんな感じになる。

音楽譚 ショパン

ショパンのピアノソナタ第3番って、なにか退屈しちゃう。あまり楽しめていないなあ。他のショパンの曲は楽しく聴けるんだけどな。今日もラジオでポロネーズ「英雄」とこのピアノソナタ第3番がかかったけど、印象は変わらなかったな。 その退屈を払拭してくれ…

エキサイティングな音楽

近頃、久しぶりにグレン・グールドのバッハを聴いている。一回目のゴールドベルク変奏曲や平均律を。 エキサイティングだなと。ロックな感じすらする。 昔、嶽本野ばらの小説を読んでグールドを聴きはじめた頃は、クラシックのピアノといえばグールドという…

音楽あとの祭り

聴きたい音楽が思い浮かんでも、そのCDが見当らないときがある。大抵、売ってしまったあとだ。もう聴かないやと思って、あるいは、こういう音楽を聴くのは恰好がよくないと思って売ってしまう時期があった。 売ってしまうようなCDでも、あとで思い出すことが…

恐れ多くもジャズを語る

ジャズの有名なスタンダード曲で、『星影のステラ』(Stella by starlight)ってあるけども。僕はこれがなかなかわからない。いや、その道で食べているプロじゃないんだから、わからなくても困らないし、わからないとか偉そうなんだけど。でも、折角ジャズに触…

クラシックカフェを聴く

朝だ。NHK-FMでクラシックカフェの再放送を聴く。今日はロシアの作曲家特集のようだ。聞いたことない人ばかりだ。ロシアといえば、ラフマニノフとかプロコフィエフがすぐ名前が出てくるけれど、それより前の世代の人々らしい。 まだ知らない世界に出会えた。…

長尺の曲

The Allman Brothers BandのAt Fillmore Eastを聴く。"Whipping Post"とか"You Don't Love Me"みたいな長尺の曲がいい。僕は長いのが好きなんだ。昔、長尺の曲が含まれているかどうかで買うアルバムを選んでいた時期があったくらいだ。のんびりと、時に激し…

音楽を聴いてきた中で(マイルス)

ジャズを聴くんだ!マイルスだ!と、初めて聴いたのがOn the Corner。出鼻を挫かれた感強かったな。それまでおぼろげながらも持っていたジャズのイメージからはかけ離れていた。 その次のマイルスはKind of Blue。これも難しい。とっつきにくい。クールな感じ…

FMでチャイコフスキーが流れた。

NHK-FMでチャイコフスキーのピアノ三重奏曲『偉大な芸術家の想い出』を流していた。いい曲、いい演奏だ。職場の困ったちゃんに悩まされていた頭がリフレッシュ。よい気分転換になった。 お風呂から出て、また聴きたくなった。今度は手持ちのCDで。 偉大な芸…

癒しアルバム

朝から音楽を聴いて過ごしている。今はアファナシエフのバッハ・平均律第1巻を聴いている。頭の中のイガイガが砕けて滑らかになる感じを得ている。疲れて弱っている時にこういうアルバムに出会うと当たりだなと思う。でも、意図して当たりは引けない。今回も…

エリザベス・リード

今朝、ラジオからオールマン・ブラザーズ・バンドの「エリザベス・リードの追憶」が流れてきた。CDで聴くと流れで聴いてしまい、この曲が名演といわれている所以がわかなかったのだが、ラジオで聴くとやっぱり名演だと思わざるをえなかった。

シュナーベルとグールド

CDをかける。シュナーベルのベートーヴェンだ。ピアノ協奏曲第4番第5番が収録されたアルバム。この1942年に録音されたピアノ協奏曲第4番。これをグレン・グールドが毎日のように聴き込んでいたという話をネットで聞いたのは、このアルバムを手に入れてしばら…

80年代の洋楽

仕事が終わって、TBSのラジオ・アフター6ジャンクションの特集コーナーに間に合た。今日は西寺郷太氏による80年代音楽の解説のようだ。 冒頭少し流れた曲にビビっと。ティアーズ・フォー・フィアーズという人たちらしい。物心つく前にどこかで聞いて、その後…

ラジオで良い音楽2つ。

今日は午前中にNHK-FMでグレン・グールドの1959年ザルツブルク音楽祭での「ゴールドベルク変奏曲」のライブを聴き、午後はTOKYOFMのサンデーソングブックで山下達郎の「アルチザン」の特集を聴けた。 グールドのライブを聴くのは初めてで、何かよくわからな…

よい発見

午後から仕事だ。朝は起きてラジオでニュースを聴いてからオールマンブラザーズバンドの「イート・ア・ピーチ」を聴く。70分近いアルバムだ。真剣に聴いた。 近頃は、こういう70分もあるような音楽のためだけに時間を捻出するのが躊躇われるようになって、聴…

このところの音楽の聴き方

音楽の聴き方。このところ、ひとつのアルバムを何回も繰り返し聴くようになった。以前は1枚終わるごとにアルバムを替えていたのだが、替えるのが躊躇われるようになった。ひとつの波を何回も味わいたいと思う。無理に替えると、音楽を聴くのに興醒めしてしま…

音楽譚

1960〜70年代くらいの音楽は、のんびりしていてじわじわ沁みてくる。最近のものは、即効性が高いように感じられるが、すぐに霧消してしまい後に残らない。前者は長期的で安定の愉悦で後者は短期的で刺激の強い消費物だ。 僕は、もともと60年代70年代が好きな…

お風呂でイングヴェイ

お風呂に入っていたら、頭の中でイングヴェイ・マルムスティーンの曲の何かが流れてきた。お風呂から出て早速、イングヴェイのライブ・イン・レニングラードのCDをかける。聴いていると、頭の中で流れたのは4曲目の奴だった。 元気の出る音楽だ。別に元気が…

モーツァルト

モーツァルトのピアノ協奏曲、10番台がいいね。第20番や第24番が有名で録音も多くて、僕もよく聴いていた。たまには有名所以外も、と、聴いてみたら気に入った。なんとも楽しげで朗らか。 今まで、明るい曲調の中にある暗さがモーツァルトの魅力だと思ってい…

朝に聴く音楽。また、昼間や夕方、夜のそれ。

楽しく音楽を聴くのに、適切な時間帯があるのは知っている。小西康陽氏も朝に聴くものと午後に聴くもの、夕方、夜、それぞれ違うと、著書で語っていた。朝に合う音楽とか夕方に合う音楽というのがあって、その時間帯に合う音楽を聴くのが一番楽しめる。 実際…

シゲティを聴いて思うこと。

昨日の夜、気の赴くままにヨゼフ・シゲティの弾くベートーヴェンのCDを手に取った。聴いていて気分のよい、愉しみを感じる音楽だった。僕は、こういう心持ちを表わす語彙に乏しい。もうちょっと適切な言葉を持っていたらといつも思う。言葉を持っていないか…

Joni Mitchell "Miles Of Aisles" ヘビーローテーション・アルバム

最近買った何枚かのCDの中に、Joni Mitchell の Miles Of Aisles がある。ここ何日かのヘビーローテーション・アルバムである。買ったきっかけは、ローリングストーン誌の「音楽史上最高のライブアルバム ベスト50」を見て、そういえば持っていないな、Joni…

音楽鑑賞、これからの鍛錬指針

ロックを聴くとき、ベースの音がわかるようになって、音楽の愉しみ方のバリエーションが増えた。昔は、パート毎に注目して聴くなんてナンセンス、音の塊を受け止めてこその音楽鑑賞だった。 ただ、ベースやギターの音が聞こえるようになって、全体がよく掴め…

ショパンが流れてきた

よくない考えが頭の中を駆け回って、強迫してくる声が聞こえていた。まったく不快だった。 ショパンの「3つの新しい練習曲」によって心は落ち着きを取り戻した。

ROLL CALL / HANK MOBLEY

HANK MOBLEY の ROLL CALLを聴いた。何回も繰り返して聴いた。このアルバムを購入してもう何年も経つけれど、今回のように繰り返し聴いたのは初めてかもしれない。 それまでこのアルバムは、1曲目のタイトル曲"ROLL CALL"の出だしがすべてだった。ブレイキー…