日常の凸凹

見なれた日常の記録です

サブスクと不仲な地方在住の者です。

田舎と都会の差を感じる。特に文化の面で。ネットではこういうのを文化資本の格差と言うらしい。

自分の感覚だと、ツタヤやCD店は品揃えの貧弱さ、映画のバラエティのなさが主だ。音楽も映画もネットのサブスクリプションサービスの普及で解決したかに見えた。が、僕なんかは、聴ける音楽、観れる映画の数の多さが仇となって、全然楽しめていない。圧倒的な量の視聴可能な音楽や映画の前に平伏して、何を聴いたらいいのかわからない。視聴傾向からおすすめを教えてくれるけれども、はじめの一歩が難しく、視聴傾向が作られない。聴く音楽は今まで揃えた昔のCD達。映画は、流行りのものを映画館で少し観るだけ。それでもいいのではあるが、東京暮らしをしていたときは、ちょっとタワーレコードディスクユニオンに寄るだけで刺激的なCDをたくさん見ることができた。ない金を叩いて買ってもいた。

東京にいたときは、ディスクユニオンなんかに行くと、CDを数十枚単位で買っているおじさんをよく見た。長期の休みなどで田舎から出てきて、しばらく楽しめる分のCDを買いだめしておくのかなと思った。そういうのも悪くないと思う反面、やっぱり田舎じゃいい音楽に出会えないんだとも思う。田舎の人は、たまに都会に出てきて大量に買ったCDを大切に聴くしかないのかな。でも、ネガティブにとらえてはいけない。大切に聴くことができるのだ。都会に住んでいれば、いつでも次から次へと新鮮で刺激的な音楽に出会うことができる。それは、インスタントに消費していくことに他ならない。田舎の人は僕も含めて暇でやることがないから、音楽が好きな人は音楽ばかり聴いている。同じCDを何回も聴く。車で移動のときも聴く。

サブスクプリションサービスともうまく付き合えず、田舎に住んで、たまに都会へ行ってCDを大量購入する。買ったCDを繰り返し何回も聴く。田舎の人なりの音楽の楽しみ方がある。