日常の凸凹

見なれた日常から、なにか気づけたら

11月21日 音楽を聴く機器の話

 スピーカーの話。音楽を聴くのに使っている、スピーカー。僕は、JBLの4312Mというのを使ってる。現行の1個前の機種だ。展示品処分で手に入れた。10年くらい前になる。はじめはアンプにラステームのRSDA-302Pを使って鳴らしていた。一時期、2ch(当時)の一部で話題になったデジタルアンプだ。この組合せで気に入って音楽ライフを楽しんでいた。

 それが、ラステームのアンプは5年くらいした頃に壊れてしまった。スイッチ不良だった。困ったことにそのときにはラステーム社は倒産してしまっていて、修理はできなかた。次のアンプを用意することになった。しかし、オーディオ専門店で試聴して決めるのは敷居が高くて躊躇われた。なんとなくネットでパイオニアのA10を買った。昔、NECに同じ型番の名機があったらしいが、別物である。

 新しいアンプを買ったが、違和感に襲われた。本当に音楽がつまらなくなってしまった。やはりしっかり試聴して決めなくてはいけなかったのか。ストレスである。その状態が4年くらい続いた。その間、音楽を聴くのをやめようか、他の愉しい遊びを探そうかと悩んだ。悩むだけならよいのだが、体調も悪くなってきた。よくない。でも、解決の糸口が見つからない。

 それでも音楽はかけ続けた。CDを選ぶのが億劫になって、ラジオをかけることもあった。

  そして最近、急に音に変化があった。見違えるような素敵な音が鳴るようになった。変更したアンプにやっとスピーカーが慣れてきたのだと思う。オーディオ界隈では機器を変更すると、エージングとかバーンインと呼ばれる、慣らし運転期間が必要だといわれる。今回、そのエージングの効果をまざまざと体験することになった。という話。

 スピーカーの話だと冒頭に言っておきながら、アンプのことに多くを割いてしまった。アンプが変われば音の出口であるスピーカーもそれに対応しなければならない。それに時間がかかったということなのだろう。

 最後に、何故、最初のアンプ・ラステームのときは違和感を感じずに聴けていたのか。たぶん、比較対象がなかったので、最初からそういうものだと違和感が入る隙間がなかったのだろう。その後の変化にもあまり気づけなかったと思う。比較対象ができたために感じる違和感だ。