日常の凸凹

見なれた日常の記録です

10月29日 検索して

CREAMのWheels Of Fireを聴いている。聴く前、聴いている途中に、ついtwitterでこのアルバムについて検索してしまった。ジャック・ブルースのベースがいいとか、3人のインプロビゼーションにおけるバトルのようなぶつかりあいが熱いとか。すごそうなアルバムだなと思わえる情報を得てしまった。

アルバム再生中には、言われていたジャック・ブルースのベースやインプロビゼーションばかりに目が行ってしまった。ゆっくりとアルバムの全体像を把握するとか、自分で聴きどころを探す楽しみがなくなってしまった。とくに聴きどころなんて、人から提示されて、そうなのかと聴くのは予定調和で楽しみを逸している。自分が聴いてきた音楽体験を基に自分で聴きどころを決めて楽しむ。それも一興。

ネットでのレビューにも同じことが言える。レビューを基に聴くアルバムを選ぶのは、好みに合わないものを最初からある程度排除できる点で時間とお金にかかわるリスクを回避できる利点がある。でも、聴いたことのない、興味のなかったジャンルから遠ざけてひとつの楽しみを奪ってしまう難点がある。

僕が一時期、アルバムを購入するときに参考にしていたのは、当時の2chの「最高のライブアルバムを挙げてけ」のようなスレッドだった。そこはその名の通りタイトルを挙げていくだけのスタイルのスレッドで、アルバムついてのコメントはほぼなかった。ただただアルバム名が挙げられていっていた。僕は、タイトルだけを見てカッコいいなと思ったもの、ピンと来たものを買っていった。CD店でのジャケ買いに通ずる買い方だった。この買い方で楽しいアルバムを多く見つけることができた。
時間とお金をかけて自分で探すことの楽しみ。効率を追求しただけでは限界がある。